高知県産無農薬生姜販売|四万十情熱「ジンジャーマン」

無農薬生姜販売|高知県四万十町から無農薬しょうがと四万十の魅力を直送します。

TEL/FAX:0880-23-0955

〒786-0094 高知県高岡郡四万十町壱斗俵105番地1

万次郎かぼちゃプロジェクト②「意外な落とし穴?」編

万次郎かぼちゃプロジェクト②「意外な落とし穴?」編

IMG 1407 640x480 300x225 万次郎かぼちゃプロジェクト②「意外な落とし穴?」編このかぼちゃのすごさは、1株から100個以上も取れる

ことがある、旺盛な生命力と、最高24度を記録したこと

があるという糖度、そして一般的な西洋ニンジンの3倍

含まれるというβカロチンだ。

と前回ご紹介した。

前回と違うのは強調部分「ことがある」の部分だが、

これが今日のテーマ。

 

万次郎かぼちゃは、すごい生命力と成長力を持ち、病気にも強く、少肥でもよく育つといわれる。

栽培方法は放任で良く、初期にやられさえしなければ、雑草も苦にせず、害虫も問題にしない。

技術的にはいたって簡単な品種だ。

と、いいことずくめのようだが、実は大きな落とし穴がある。

 

それは、収量、品質が天候にものすごく左右されやすいということだ。

 

ハマッたときには爆発的にとれるかと思えば、花の時期に雨が多いとがっくり収量が落ち込んだりする。

また、肥料の加減や、水分量によっては収穫後の腐敗が圧倒的に早まることもあったり

中の果肉の質もけっこう個体差がある。

100個取れることもあれば、10個のときもある。糖度にかんしては、これまで僕らが測ったもので言えば、

完熟果でも最高14度だった。平均的にはおそらく10度~12度ぐらいじゃないだろうか。

(それでも十分甘みは強いが。)

実のとまり具合によって1果あたり重量も1.5~4kgぐらいまで大きく変わってくる。

これだけバラつくのである。

 

現在の農業生産においてはかぼちゃに限らず、品種の形質というのは大規模物流側の要請によって改変

(改良かどうかは一概に言えないと思う)されてきたものだ。

つまりは、天候に左右されにくく、揃い良く、見た目良く、品質が平準化されていて、梱包コストや輸送コストに

優れるといった方向性だ。

また、病気抵抗性や耐肥性、といったファクターもある。

「耐肥性」、肥料にどれだけ耐えられるか。ちょっとコワイ言葉ではある。

 

また、味に関していえば、最近の品種はどれも甘くて美味しいが売りになっている。

確かに美味しい、ともいえそうだが、何か、似通り過ぎているというか、人工的というか

添加物的な甘さのように感じることがある。といったら言い過ぎだろうか。

(味に関しては全く個人的な感想です。あまり気に留めないでください。)

 

いずれにしても、上にあげたような品種が、現在の大規模流通のなかでは市場性の高い品種、と言える。

それ自体は、必要な面もあるだろうし、是非をいうつもりもないけれど、つまるところ

万次郎かぼちゃは一般的な市場性がとっても悪い、ということが言えるのだ。

物流に合わせて品種改変したのではなく、とにかく旺盛な生命力を引き出した品種なわけだから

お天気次第、はねっかえりもいいところだ。

そのかわり、味わいは野生的で、甘みも自然だ。

 

家庭菜園や、片手間につくる生産者にとっては、取れなくても生産経費や手間が少ない分ダメージは

少ないが、もっとも難儀するのは、貯蔵後の管理と販売においてだ。

生産者の数が増えるほど、栽培面積が増えるほど、取扱量が増えるほど、収量と貯蔵後の歩留まりは

読みにくくなり、質的判断も難しくなっていく。

当然取引先との交渉は非常に綱渡り的になる。

本当に、後始末が大変、なのである。

 

熊本の例がすごいなと感じるのは、それが理由だ。

これまで関係者には並大抵でない苦労があったはずだ。

 

それを思うと、万次郎かぼちゃに取り組み始めたとき、僕らのなかに確かにたぎっていた

「土佐で産まれたこのすごいかぼちゃを、全国に広めたい!」

という情熱が再燃せずにはいないのだ。

もちろん、僕たちの生産力や、設備は脆弱で、大規模流通などはるか遠い世界だ。

少しづつ、できることを、また自分たちにしかできないことを、

進めていきたい。

 

 

button only 万次郎かぼちゃプロジェクト②「意外な落とし穴?」編

« »

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>