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新規就農に役立つ話④ 「就農希望者と制度資金」編

新規就農に役立つ話④ 「就農希望者と制度資金」編

新規就農希望者にとって、資金の問題は非常に大きい。

だれしも制度資金や公的給付金を意識するだろう。

 

現在、新規就農者向けの公的資金には

農水省が定める「就農支援資金」3種

「就農研修資金」・「就農準備資金」・「就農施設等資金」

という無利子で資金を借りられる制度と

 

「青年就農給付金」(準備型と経営開始型)

という給付(もらえる)制度がある。

 

四万十町ではそれに町単独の「新規就農研修支援事業」(他府県の市町村にもある)

と大きくわけて3つの流れがある。

 

が、「青年就農給付金」と「新規就農研修支援事業」は制度上もつながっており、

どちらも要件を満たせばもらえるお金だ。

一方、「就農支援資金」3種は借金になる。

つまりもらえるお金と借金の二通りといってもいい。

 

名前が似通っていてコンガラガリになりそうだから、もう一度整理すると

A.「青年就農給付金」(準備型と経営開始型)・・・もらえるお金(国・県)

B.「新規就農研修支援事業」・・・もらえるお金(町)

C.「就農支援資金」3種・・・無利子の借金(国)

 

で、新規就農を目指す人にこれらの利用をどうアドバイスすべきか、非常に悩んできた。

このブログで各制度を詳しく解説したり、利用の手順を詳述しようかとも思ったが、やはり答がでない。

あまりにもケースバイケースすぎて、簡単に言い表せないからだ。

 

実は本日、NPOの代表で四万十町役場へいって担当職員さんと話し合いを持った。

そこで表面的ではあるがまずはその内容や、話の例から四万十町における新規就農の環境を見てみよう。

 

役場の話では、支援事業に対する問い合わせはあるものの、「作目が決まっていない。」、「資金がない。」

ひとが多く、支援する対象に足りない、ことが多いそうだ。

まず「作目にかんして」は第②話にも書いたが、就農には主力作物の選定が不可欠、だということだ。

「いやいや、私は有機農業で多品目栽培でいくんです。」これは、少なくとも支援事業の対象としては

通用しない。収量、販路、売り上げ、あまりにも不確実に見えるからだ。

でも、これはほぼ真実だし、他品目売りこなしは相当なレベルの人でないと無理なのだ。

農業は「DASH村」のイメージではとうてい成り立たない。

 

次に「資金がない」人について。かりに公的資金、給付金を受けるにしても最低限1年分の生活費

貯金としてなければ、支援対象にはしにくい。これが町の見解だ。「NPO法人かまん」でも300万は

もっていないと難しいとして、半ばお断りしてきた。

 

ここから言えるのは、就農を希望する若者の多くは、就農への段取りが少々性急すぎるか

もう少し農業に対する根本的理解を必要とする、というところだ。

 

結果現実をみれば、若者というより、比較的お金を持ってこられる壮年、中年の中途退職の方々が主な

支援の対象者となっているようだ。

 

それから、高知県では農業といえば「施設園芸」(ハウス栽培)が主力で、こちらは実績も技術的

積み上げも各関係機関に相当あるわけで、手持ち資金が苦しくても、真剣にハウス栽培を研修すれば、

比較的就農への道は開けやすいかもしれない。レンタルハウスなどの制度も充実しているし、

面積も小規模で始められる。また公的機関としても誘導しやすいといえる。

就農といっても、必ずしも有機農業にこだわらない人には考えるべき道だろう。

(僕はハウスの中が苦手だからムリ。)

 

露地の慣行生姜栽培も同じことが言えるが、生姜は初期投資が大きいのと、価格相場の変動が激しい

こともあり、安定収入を得るには、面積をこなさなければ危険だ。(ただし、それ自体もリスクが大きい)

収穫時など、大掛かりな雇用も必要で人手の確保も課題になる。

個人的見解でいえば、慣行生姜栽培専作は有機農業よりリスクが高いように思うが・・・どうなんだろう。

 

まあいずれにしてもリスクはつきもので、上にあげた就農例は何を語るかといえば、生計を立てるに足る

だけの収入を得るにはその土地の農業のあり方、その本流に乗らないと難しい、という事実だ。

公的支援をうけるにも、だ。

 

しかし、僕らはもっと若い世代に就農して一緒に有機農業をがんばってほしいと切望している。

なにせ若いのだ。

就農を考える時点で仕上がっているはずもないし、貯金なんかたくさんあるはずない。

自分だってそうだった。

だから、若くてあまりお金はないけど、体力気力があって、

絶対農業経営者として自立してやる!

という情熱があるなら、あきらめることはない。

むろん就農に近道はないし、裏口もない。農業経営はタフな仕事だ。

だからこそ、しんどくても王道をいかなければならない。

まっとうな道をいけば、有機農業でも、若くても、支援資金や給付金を受けるのも不可能ではない。

具体的な例は次回。

 

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