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炭素循環農法Phase.4“たんじゅんな日々の間に”

炭素循環農法Phase.4“たんじゅんな日々の間に”

現代農業というのは
1940年代に始まった「緑の革命」以降

・バイオテクノロジーによる品種改良
・化学肥料の投入による高収量化の実現
・農薬事業の導入による防除技術向上
・灌漑施設の整備事業
・機械化による大規模高効率化

がセットになって近代化が押し進められて来ました。

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日本でも、1961年に農業基本法が制定され
化学肥料や化学合成農薬の使用、
作業の機械化が大きく推進されてきました。

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これによって農業は大増産をなしとげた反面
土の中の微生物が減り、作物は病気にかかりやすくなり

農薬使用量も増える一方、といった負の連鎖が起こり始め
持続可能性が危ぶまれるようになったのです。

有機農業は、この反省から起こってきたとも言え、
人体や環境に悪影響を与える化学的成分を使用せず

環境負荷を軽減して、持続可能な農業を目指す
という意味合いを持っています。

このことから見れば、
慣行現代農業も有機農業も
同じ軸の延長線上にある
と言えなくもありません。

学問的な見方からすれば、
それらは野菜が育つ過程に対して
「農学的」分野からアプローチしたものです。

そこでは野菜は“育てる”ものであって、
野菜を育てる行為を“生産”と言い、
生産の手法を“栽培技術”と呼びます。
虫と病気は害であり、“防除して排除”しなければならない。
(悪い、と言っているのではありません。基本的に僕は
この軸に立ったうえで、美味しい生姜を生産したいと思ってきたし
良くしよう、という努力に対して必ず結果は返ってくるのです。
ただ、肥料も防除の発想も、減る方向に動くことは間違いないです。)

 

では、炭素循環農法でいう
「命がいのちを生かす自然の仕組み」を通して
野菜が育つこと、はどんな軸の上にあるのか。

それは「生物学的」な、あるいは「生態学的」
自然の働きの中で、相互作用や共生作用によって
“育まれる”ものと言えるのかもしれません。

そこでは野菜は生産ではなく、
“循環と共生”の作用によって
“自然と育つ”ものであって、

その環境を整える手法が“微生物のお世話”で、
虫や病気は種の存続に適さない弱いものを
“淘汰”するために現れる。
排除されるのはダメな野菜のほう。

つまり、土の中では、多種多様な微生物が繁殖し
食べたり、食べられたり、分解したり、呼吸したり

生命現象が連鎖する中で、畑の中に、
森林に見られるような生態系が出来上がっていく。
そしてその生態系の中で、生態系が循環し、
安定するための
役割の一部を野菜も果たしている
と言えるかもしれない、ということです。

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ただ、野菜は野山の草木よりは、多くの養分を必要とするので
土の中でよりたくさんの種類、よりたくさんの数の微生物が
住めるように、環境を整え、大量の
微生物が必要とする
食べ物を供給するお世話を、人間がすることで、
人間が食べるものができるようになる。

微生物たちは、野菜が育つのに必要な養分を
土壌や空気や水から取り出して、野菜に渡してくれる。
野菜は微生物たちに根っこから何かを与えたり、
二酸化炭素を吸収して、酸素を吐き出したりして
ほかの命を生かし、循環していく。

そうしたことが自然の仕組みによって可能だと信じて、
寄り添っていくことが、たんじゅん農法なのかなと思っています。

 

とはいえ、たんじゅんを知ってからでも、
野山の木や草ならいざ知らず、こと野菜に関しては

肥料によって養分をまかなわないと出来ない、
少なくとも、商品として販売できて、
農家として食っていけるだけの
計算が立つだけの収穫量が見込める、ということは
ありえないんじゃないか、と思ってました。

この動画を観るまでは。(^^)
http://youtu.be/UukNNHtpVy0

 

「できるんだ!」ということを目の当たりにして、

『信じられる』ようになったことが、
どれほど大きな出来事だったか!

これからたんじゅんを始める僕らは
「結果を信じて」スタートすることができる。
これは本当にありがたいことだと思っています。

試行錯誤しながら取り組んでこられた先輩たちに
敬意と感謝を表します。

今回、自分自身でまだ結果をだしていないにもかかわらず、
(だからこそ?ともいえるかもしれませんが、、、)

ともすれば禅問答的に感じたり、
はぐらかされているように感じていた、

現代農業とたんじゅん農法の“軸の違い”を
分かりやすく表現できないものかと思って
現代農業を「農学」、たんじゅん農法を「生物学」になぞらえて
比較してみようとしました。

が、分類自体はどうでもいいことだったかもしれません(アハハ…
もし、役に立った、と感じてくれる方がいたらうれしいですが^^

 

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コメント

  • テラシエラ 山本太一朗 より:

    たんじゅん農について、とても解りやすい説明でした。農家である茨木さんが書いて下さるからこそ、伝わるものがあります。

    これまでの農業の歴史を否定するのではなく、これまで多くの人が知らなかったパラダイムが、ようやく現実に、しかもごく身近に観得るようになってきたことを、これからもどうぞ伝え続けて下さい。

    想いから。そして畑から。

    自然も人も、誰もが健やかで豊かに暮らすことが可能な未来を、拒む理由はありません。仲間たちと一緒に、新たな世界を開いていきましょう。

    いつもありがとうございます。

    • admin より:

      山本さん、コメントいただきありがとうございます。
      正確とは言えない記述もあると思うのですが、そう言っていただけるとホッとします。
      おっしゃることが、今すごく良く分かります。
      続けてこられた方達のおかげです。本当にありがとうございます。
      これからの人たちに実践例を見せられるよう、当地でもがんばっていきます!

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